Dr.Ishitaniからのメッセージ

NEWS LETTER 発刊にあたって


 
3年間のCovid-19 pandemicを越えて、3rd/4th Joint SCPSCも この4月無事成功裡に終了しました。これも一重に関係者の皆様のご支援の賜物と深く感謝しております。その後各方面から今回のカンファランスの実りある内容に賞賛が寄せられております。
その中にSCPSCのニュース・レター発行の希望が多くありました。 そのご要望にお応えすべく事務局が奮闘し未熟ながら第一号の発行に漕ぎ着ける事ができました。今後皆様のご意見を頂戴しながら意義のあるニュース・レターに成長できるよう願っております。

石谷邦彦
The International Research Society of the SCPSC理事長
医療法人東札幌病院 理事長
Asian Editor, BMJ Supportive & Palliative Care

 

Latest News

Newsletter

 
3rd/4th Sapporo conference でのDr. Jacob Strandの講演がJPSMに掲載されました。

Effect of an artificial intelligence decision support tool on palliative care referral in hospitalized patients:
A randomized clinical trial. Patrick Wilson et al., JPSM, 66, July, 2023.

https://doi.org/10.1016/j.jpainsymman.2023.02.317
 


 
 

2023/07/25 IAHPCに加入

 
すでに、当カンファランスのWebサイトのホームページに掲載されておりますが、このたび国際ホスピス緩和ケア協会(International Association for Hospice and Palliative Care(IAHPC JAHPC website)の名鑑に登録されました。
IAHPCは世界保険機関(WHO)などと緩和ケアの復興と発展を目的とする非営利奉仕団体です。
現在119カ国の1005施設が所属しています。当カンファランスがさらに国際的に活躍する場を与えられる事が期待されます。
 


Member's News

Dr. Klepstadとの共同研究


 
この度、SCPSCの重要なメンバーであるDr. KlepstadとICUにおけるチアミン欠乏の頻度に関する共同研究を行う事になりました。Dr. Klepstadのグループと日本の私たちのグループが有している知見が合わさることで、患者さんのQOLが上がる研究成果が期待できます。
これも、SCPSCにおける意見交換の成果だと思っています。研究者同士の集まりが新しい研究のスタートになる良き例です。今後もSCPSCで新しい研究プロジェクトが生まれることを願っています。

大西秀樹
The International Research Society of the SCPSC副理事長

 

Member's News

2023/06


 
Dr.David Huiに当カンファランス理事にご就任をお願いし、ご快諾いただきました。

彼の一言を添えさせていただきます。
I am honored to be invite as a board member of SCPSC. Happy to help with program planning.

伝え聞いたところによると、Dr.Hui は「SCPSCは世界の著名な研究者が集まり、まるでオリンピックのようだ!」と表現したそうです。
 

 
 

2023/08


 
藤沢大介先生に、当カンファランス理事ご就任のお願いし、ご承諾いただきました。
藤沢先生は、皆様よくご承知のことと存じますが、現在、慶應義塾大学医学部(医療安全管理部/精神神経科/緩和ケアセンター)の准教授をお務めになられています。
 

 
 

2023/08


 
Dr.Craig Blindermanに当カンファランス理事ご就任をお願いし、ご承諾いただきました。
Dr. Blindermanは現在、コロンビア大学アービング医療センタにお務めになられています。11月1日より、メモリアル・スローン・ケタリングがんセンターのサポーティブケアサービスの主任となります。
著書や学術著作は多岐にわたります。


※新理事ご就任のご紹介は8月末締め切りの情報をもとに順番に記載しています。
 

Member's News

BMJ SP Care Blogに寄稿


 
この度、SCPSC実行委員長で東札幌病院副院長の日下部俊朗先生が、BMJ (British Medical Journal )SP Care blogに寄稿しました。
「東札幌病院の歴史とSCPSCの歩み」と題し、2023年4月に開院40周年を迎えた東札幌病院の歴史を辿るとともに、SCPSCがどのように構想されたかについて書かれており、大変興味深い内容となっております。

※9月5日と9月12日の二回に分けて掲載されました。
 BMJ SP Care blog http://blogs.bmj.com/spcare/
 BMJ公式ホームページ http://www.bmj.com をご参照ください。
 

History


 
この写真は、2014年に開催された記念すべき第1回SCPSC The Spouse Programの集合写真です。
石谷先生のリクエストで、海外演者の奥様方を札幌市内観光へとご案内しました。担当者は拙い英語で大変緊張していたそうですが、初めてお会いしたとは思えないほど、皆様優しく接してくださったことは今でも忘れていないと言っていました。

(この時のエピソードをひとつ伺いましたのでご紹介したいと思います。
北海道神宮をご案内した際に、健康祈願のご祈祷のため、本殿の中へ入りましたところ、缶ビールの箱が何箱も供えてあるのをご覧になった皆様は、「なぜビールがたくさん置かれているのか?」と質問してきたそうです。なるほど、ごもっともな話だと思った担当者でしたが、毎年神宮へお参りにいく習慣があるのに、今まで一度もそのようなことを考えたことはなく、「日本は昔から神様にお酒をお供えするのです」と答えようと思ったそうですが、なぜビールなのかの答えになっていないような気がして、そのことを英語で説明など到底無理なことだと思いお答えできず、いまだに申し訳なく思っているそうです)

しかしながら、毎回ご参加いただいているSusanさんとFabienneさんとは大変親しくなり「今ではお二人は大切な友人です」と満面に笑みを浮かべていたのが印象的でした。
 

Announcement from the Secretariat

事務局からのお知らせ


 
かねてより計画してまいりました「SCPSC 2023 PHOTO BOOK」の表紙デザインができあがりました!!
完成いたしましたらThe 3rd & 4th Joint SCPSCの演者並びに座長の皆様にお送りいたしますので、楽しみにしていてください。